小金井書房ブログ

孤独、哀愁、静けさ

批判と悪口ばかりの自分をやめる本、『脱批判のススメ』

(佐藤密『脱批判のススメ』【電子書籍Kindle本】 <はじめに>より)

 

 緑色の銀杏の木

 

批判や悪口ばかりの否定的な人たち

世の中は何かについての批判やケチをつける言葉であふれています。

例えばテレビで見た芸能人、政治や事件のニュース、昨日行った店の店員の対応、同じ職場の嫌いな人について、はたまたスポーツのチームや選手が負けた時などなど。

私たちは毎日あらゆることを無意識のうちに批判しています。

 

みなさんはこのような経験はないでしょうか。

一人で電車に乗っているとき、また、一人で入ったカフェや飲食店でゆったりくつろごうとしていたら、隣の席から誰かの批判や悪口が聞こえてきてげんなりした、というようなことが。

私は度々そういうことがあります。

 

よく意識して観察して見れば、世の中には驚くほど批判や悪口があふれています。

そして他人の批判にげんなりしつつも、実は自分自身も知らず知らずのうちについ何かの批判をしてしまっているのです。

みなさんも普段、無意識のうちに何かの批判や悪口を言ってしまっていませんか。

現実の社会ではもちろんのこと、匿名で発言できるインターネット上にはさらに批判の言葉があふれかえっています。

 

そう、実は私たちが頭で思うことや口から出る言葉は批判や否定的なものになりやすいという特徴があるのです。

このように他者の批判ばかりしてしまっている我々は、「批判病」という病に冒されていると言えるでしょう。

この病気は自分を醜くするだけでなく、周囲にいる人を嫌な気分にさせてしまうために、まともな人や心ある人は遠ざかっていってしまいます。

 

批判や悪口を言わない人になる方法

それでは私たちはなぜこんなに批判が好きなのでしょうか。

これから見ていきますが、それにはいくつもの深い理由があります。

そして、批判病を患って今までもそしてこれからも批判ばかり続けていると、大変なことになります。

実は批判という行為には多くの方が知らない負の影響が存在します。それはあなたの人生を壊滅的にするほど恐ろしいものでもあるのです。

逆に、批判をやめることで人生が良い方向へと変化を始めます。それは自分自身だけではなく、周囲の人や社会に対しても良い影響を及ぼすことになるでしょう。

 

自分の人生を破壊せず、幸せなものにしていくために、これからこの本を通して批判についてあらためて考え、批判のダイエットを始めてみませんか。

 

 

脱批判のススメ

脱批判のススメ